昭和40年ぐらいまでは、菜種油といえば国産菜種が原料だったのですが、輸入の自由化や鹿児島では稲の二期作が始まり菜の花の作付けが減ってきました。ですが、国産菜種のほうが味、香り、色ともに良いのです 。
現在、国産菜種は鹿児島県より青森県のほうが多く栽培されていますが、輸入菜種に比べれば、量的にはごくわずかです。村山製油ではこの貴重な国産菜種を、なんとか確保して菜種油作りを続けています。
最近では、転作地利用やエコ活動の一環で菜の花栽培が増えてきているようです。花はきれいで、はちみつも美味しく、菜種油の廃油は軽油の代替燃料や石けんの原料になります。
国産の菜種というだけで貴重なのですが、品種や品質でいろいろ違いがあります。村山製油の純菜種油は、鹿児島産と青森産や北海道産の質のいいものだけをそれぞれ搾り、うまくブレンドしたものです。
1.菜種をふるいにかけ選別します。
2.50kgほどの菜種を鉄の釜で20~30分煎ります。
3.圧搾機で搾ります。
4.菜種油の原油と油粕に分かれて出てきます。
5.タンクにたまった原油をお湯洗いして一晩置きます。
6.上澄みの油をもう一度お湯洗いして一晩置きます。
7.上澄みの油に熱を加え水分を完全に飛ばします。
8.和紙を仕込んだろ過機を通して黄金色の菜種油の出来上がりです。
国産菜種の一番搾りを瓶詰めしました。 脱臭や脱色を一切していないので、菜種油本来の風味が生きています。
天ぷらが菜の花色にカラッと揚がって食欲をそそりますよ。いくら食べても胸焼けしないし、揚げ腰が強いので2~3回十分に揚げ物ができます。
オリーブオイルのようにフランスパンにつけても美味しいですよ。
国産菜種の持つ本来の味を、ぜひお試しください。
| 原材料 | 食用菜種油 |
| 原産国 | 日本 |
| 製造元 | 村山製油 |
| 使用上の 注意 |
開栓後は冷暗所に保存し早めにご使用ください。 |
商品カテゴリ
会員登録されると、便利なマイページ機能がご利用いただけます。